■ 家庭でできる自然療法 「風邪」編
胃腸が疲れていると風邪をひきやすい。断食中は風邪をひかないそうです。
自律神経が疲れていて普段から胃腸が弱い人はよく風邪をひいてしまいます。
風邪をはじめどんな病気の時にも食事の量は減らした方が良いそうです。食欲の無いときには無理をして食べずにむしろ絶食するくらいの方が良いようです。
栄養をつけようとお肉など動物性蛋白を多く摂るとかえって治癒力が下がり長引くようです。甘味品、刺激物なども控えましょう。風邪が流行りだしたら毎日梅肉エキスを飲みましょう。
飲みやすい液状梅肉エキスあります
● 風邪のひき始めは・・・
どちらかというと色黒の人は熱い番茶に梅干の黒焼きに醤油を少々注いで飲みます。色白の人は熱い卵酒または1、2分熱湯につけた葱の絞り汁を盃1杯、熱いねぎ味噌もいいです。
● のどの痛み、ふしぶしが痛く熱っぽい
実症体質の人ならばりんごをすりおろしてお茶碗1杯食べてみてください。
のどの痛みには塩番茶でうがいして大根と油揚げ、ねぎを入れて熱い味噌雑炊を少し味を濃く仕立てて食べてみてください。
のどの痛みがひどい時にはからし湿布や梅干の果肉貼っておきます、のどの腫れには芋パスタにしょうが多めにすり込んで数時間貼っておくと腫れがひきます。
● せき
オオバコの種を煎じて飲みます。またはレンコンのすりおろしを盃1杯、しょうがおろしと塩を少し入れ、熱湯を注ぎ半カップを1日2、3回飲んでください。
最近は生協などでレンコンの粉やジャムのようになっているものが売っているので、便利です
うちの子供たちに大人気の大根のはちみつ漬け・・・
ガラスのビンに大根の薄切りを八文目ほど入れその上に大根がかぶる位はちみつを入れます。一昼夜もすると大根から汁が出てはちみつと溶け合いおいしくなります。咳の出る時になめると良いですよ。おいしくてもっと、もっとと止められなくなるのが、ちょっと困ります。
● 頭痛
しょうがの絞り汁にごま油を混ぜた物を頭にすりこむ。梅干の果肉をこめかみにつけておく。
びわの生葉を額と後頭部に貼る
● 熱
梅干番茶や梅干の黒焼きを飲んでみてください。
風邪をひきやすい人は種実類(クルミ、松の実、ごまなど)をたくさん摂りましょう。
御茶ノ水クリニックの森下先生は風邪は腸からと言われています。腸の弱い人は風邪をひきやすいですから、腸を元気にするクコ、甘草、ヨモギ茶など薬草茶はおすすめ。
熱、咳、鼻水、のどの痛みなどこれらの炎症はとても不快な症状です、しかし炎症とは治るためのプロセスであることを忘れてはいけません。